精密入れ歯で快適な生活

超精密入れ歯・ BPS総義歯の作り方

BPS総義歯の製作の流れ

BPSでは基本的に4回の診療で型採りから装着までが可能です。
それは各々のステップが規格化され、ミスが極力起こらないようにシステムが構成されているからです

1回目

1)診査

  • BPS総義歯が出来るまで1

    上顎の状態

  • BPS総義歯が出来るまで2

    下顎の状態

顎の骨と粘膜の状態を確認します。

2)一次印象

  • BPS総義歯が出来るまで3

    上顎の一次印象

  • BPS総義歯が出来るまで4

    下顎の一次印象

顎専用のトレーと印象剤を用いて顎の形を採取します。

3)一次咬合採得

  • BPS総義歯が出来るまで5

    セントリックトレー

  • BPS総義歯が出来るまで6

    セントリックトレーによる仮の咬み合せ採得

セントリックトレーを用いて咬み合わせの仮の高さと上下の位置関係を採ります

2回目

この時までにBPS認定技工所では印象とセントリックトレーの記録をもとに「ナソメーター付の個人トレー」のついた模型を作製、納品します

1)口の中の運動に即した精密な印象(閉口機能印象)

  • BPS総義歯が出来るまで7

    ナソメーターが装着可能な精密個人トレー

  • BPS総義歯が出来るまで8

    個人トレーに精密印象剤を盛り上げる

  • BPS総義歯が出来るまで9

    口の中で閉じた状態で生理的な運動に沿った印象を採る

  • BPS総義歯が出来るまで10

    上顎の印象

  • BPS総義歯が出来るまで11

    下顎の印象

2)患者さんの自然な顎の高さの決定

  • BPS総義歯が出来るまで12

    口元の高さを発音で決定する

3)精密な咬み合せの採得

  • BPS総義歯が出来るまで13

    ゴシックアーチトレーサーを装着した
    上顎トレー

  • BPS総義歯が出来るまで14

    ゴシックアーチトレーサーを装着した
    下顎トレー

専用印象剤を用いて、患者さんに自力で口の周りを動かしていただきながら生理的・機能的な型を採取します。

  • BPS総義歯が出来るまで13

    精密な咬み合せと印象が採れた状態

  • BPS総義歯が出来るまで14

    人工歯はガイドに沿って決定

以降の作業はBPS公認歯科技工士が技工所で作製します

  • BPS総義歯が出来るまで15

    分析した模型上で人工歯を排列

  • BPS総義歯が出来るまで16

    上顎の前歯の排列

  • BPS総義歯が出来るまで17

    下顎の排列

  • BPS総義歯が出来るまで18

    排列が完了した蝋の義歯

  • BPS総義歯が出来るまで19

    蝋の義歯の歯が並んだ状態

3回目

口の中で一回仮に合わせてずれがないか確認する

BPS総義歯が出来るまで20

この時までにBPS認定技工所では模型を分析し、生体の機能に合致した歯の位置を決定します。これに従って、人工の歯を模型上で並べ、蝋義歯(ろうぎし)という完成に近い形にします。
蝋義歯(ろうぎし)の試適(してき・仮に入れてみる) 蝋義歯を患者さんのお口に入れてみます。噛み合わせがずれていないかどうか、前歯の審美性はどうか、などをチェックします。

4回目

イボカップ精密重合

BPS総義歯が出来るまで21

この時までにBPS認定技工所では戻ってきた蝋義歯を超精密重合装置「イボカップ」で精密重合を行い、仕上げをして納品します。

義歯の完成・口腔内装着

  • BPS総義歯が出来るまで22

    完成した上下の義歯

  • BPS総義歯が出来るまで23

    義歯の内面

完成したBPS総義歯をセットします。
この段階ではもう調整は殆どありません。大きくお口をあけても上の入れ歯が落ちてこないのはもちろん、下の入れ歯も浮き上がらずに安定しています。

装着後

BPS総義歯が出来るまで24

以後は装着した翌日か翌々日に来院していただき、状態をチェックします。 また、さらに一週間後にもご来院いただき再チェックさせていただきます。 安定していることを確認してから3ヶ月ごとにご来院いただき、定期検診と必要に応じて微調整を行います。

総義歯とインプラント どちらがいいのか?

現在ではインプラントは臨床成績のデータも集まり、確実性のある治療方法として定着しています。しかし高齢者の無歯顎症例(歯が一本も残っていない方)では色々な理由でインプラントよりも総義歯が安全と私は考えています。

その理由として

  1. 多くの場合顎の骨が痩せていてインプラントを打ち込むのが難しい
  2. 何らかの全身疾患があるとインプラントが感染しやすい
  3. 経済的に折り合いがつかない

などといった理由が挙げられるでしょう。

どちらもそれぞれ利点・欠点があり一概に優劣はつけられません。ただ、総義歯がまだまだ需要があるというのは事実でしょう。
当院では、世界標準となりつつあるBPS総義歯システムや外の高度技術による義歯を積極的に取り入れ、できるだけ多くの方により快適な口腔内環境をご提供したいと思っております。

技工写真提供:デンティア、エースデンタル